項目 作業項目 写真1 写真2
写真3 写真4
3)集電化(その1) [事象]
駅の閉塞区間は、電車4両分の長さしかありません。
しかし、それを超える貨物列車の場合が問題なのです。
貨車には集電機能が無いので、
@後方の貨車がまだ閉塞区間内にいるのに。
A機関車が閉塞区間を抜けると場内信号が[]に。
この状態では場内信号は[]でないといけませんね。
如何する集電台車 先ずはTOMIXのコキで試してみる事に。
貨車用の集電台車がないので、電車用の台車を使う事にしました。
形状が違いますが実を取ります。
@TOMIXの
コキフの改造
2009.12.29
このコキフなのですが、LEDがちらつくので台車を見ると前の台車が集電ではないのです。
後ろ:集電台車
前:集電シューなし
穴あけ/台車取付
配線 前の台車へ
後ろの台車へ
LEDのちらつきは 解消です。
やっぱり前後の台車で集電しないとダメでしょう。
A続いて
コキの改造
台車間の渡り線

2009.12.30
@のコキフは、より線を使ったのですが、うまく接着できなかったので1mmφの銅線を使用しました。

見た目も綺麗でしょ。
・渡り線と台車間の配線

・列車検知用の抵抗
 DCC供給電圧:AC15V
 15V÷2KΩ=7.5mA
2KΩで丁度いいでしょう。
抵抗は後ろ台車のみ。
後ろの台車
前の台車
台車の上部は、コンテナを載せて目隠し。
抵抗も見えなくなりました。
Bコキ編成の
走行試験
2009.12.30 集電台車を取付けたAのコキを編成の中間に入れて如何なるでしょうか?
機関車が閉塞区間を抜けて、出発信号が[]から[]に変わりました。

さて、場内信号は如何なっているでしょう。
やったね、[]のままです。
こうこなくっちゃ。

回路は正直ですが、改造はチョット辛いものがありますね。
走らせて解った事!
台車に半田付けしたリード線が太くて、首振りががうまくできず脱線。
で、極細のリード線に付け替えました。
次は、KATOのタキなんですが偏屈なつくりなのです。
チョット時間がかかるでしょうね。
問題発生 [事象]
TOMIXのコキは手抜きをして電車の台車に付替えたのですが、車高が1mmほど高くなったため時々カプラーが外れてしまうのです。

参ったなア〜。如何しましょ。
そうです。今まで培ってきた(最新??)技術を駆使して、やってみましょう。
@’A’の
台車作り直し
2010.01.07

2010.09.27
改造コキ2両追加

計4両を改造:
何れもTOMIX製、KATO製は面倒で下のタキを参照
問題の台車です。

軸受け部分のフレームの厚さが3mmと結構な厚みがあります。
因みにKATOのタキの厚さは0.9mmしかありません。

何とかなるんじゃないの。
加工1 てな訳で、鉄橋を作った時の端材2mmφの銅パイプを使ってみる事にしました。

早速、材料の切り出し。
7〜8mmの適当な長さに切断。
加工2 軸受け部分を2mmφのドリルで穴あけ。

最初にセンターをだすため0.8mmで貫通させてから..
加工3 ピボット軸の先がうまく接触する様に、1.8mmのドリルの刃でパイプの内側にテーパーを付けます。
組立て @パイプを軸受けに差し込んで、ボンドで固定。

Aフレームから出ているパイプを1mm程度(半田付け)にカット。

手前の軸がカット済み。
半田付け 軸間を渡り線(0.6mm単線)で接続。
この時、リード線を半田付けできる様に、台車の上で渡り線を折り返しておく。(この写真では真中下)
台車完成 いやア〜、出来ましたね。

私の技術からすれば、最高の傑作でしょうか。(自己満足..)
台車取付 台車の突起と渡り銅線間は、撚り線の1本(0.15mmφ)をコイル状に巻いた物にしました。
理由は、台車の首振りをスムーズにするためです。

台車の突起が当たる部分のフレームに4箇所穴をあけ、前後の台車間の渡りは1mmφの銅線をフレームにボンド付けです。
在線検出用の2KΩの抵抗は、前後どちらか片方の台車に半田付けです。
[結果]
集電状態もすこぶる快調ほぼ完璧ですね。
注意する点は、軸受け部分のフレームの厚みが3mmは必要で、薄いとパイプがうまく固定できないと思います。
この改造は、必要に応じて延々と続きます。
「終りがない」という事でしょうか。
CKATOの
タキの改造
構造チェック
2009.12.31
台車に振れ止めの切込みがあります。
という事は、TOMIXのコキの様に電車の台車は使えませんです。

さアーて、如何しましょうか?
幸いにも車軸がフレームを貫通しています。
此れを何とか利用できないでしょうか。

問題は部材ですね。
そう言えば何かあったなア〜、何なに...
それはですね、此れ半田吸取り線。
プリント基板では大変お世話になりました。

結構弾力もあるし網状になっていて、車軸にフィットするのではと考えたのでした。
試作(1)

★不採用★
もう、お解かりでしょう。
半田吸取り線を短く切って車軸に貼り付けるのでした。

2KΩの抵抗もつけて。
反対側です。

車軸間をリード線で接続、リード線は吸取り線が外側に開かないように内側に引っ張りながらボンドで固定。

此れで如何だ!!
さーて、導通するでしょうか。

チョットふらついていますが、前後の台車でカバーできるでしょう。
見た目はともかく、ちゃんと動作してくれれば良いのです。
負け惜しみでしょうかねエ〜。
でもね、何とも見た目が悪すぎます。
そこで吸取り線が外側ではなく、何とか内側に納まらないでしょうか。
試作(2)
2010.01.01

★不採用★
あまり変化ないか。
吸取り線が全面むき出しよりマシでしょう。
で、試作(2)で本格改造とします。
と、思ったのですが、
如何も納得がいかず気にいらないのです。
普段ならば適当に妥協するところですが、「1年の計は元旦にあり」でしょ。
後の事(集電不良)を考えると網では今一、最終的に確実に集電できる集電シューをつくる事にしました。
試作(3)
2010.01.02

◎採用◎
集電シューを作るといっても、素人にできるのは此れくらいで,、材料はやっぱり銅板でしょう。

材料:厚さ0.3mmの銅板

早速、銅板の切り出し(幅4mm)。
軸受けの穴は、とりあえず0.8mm
軸受けの穴を0.8mm→1.0mm→1.2mm→1.4mmと徐々に大きくして、きつくもなく緩くもなくの1.4mmで丁度良い感じに納まりました

軸受けキャップも元通り付けて、見た目もバッチリ。
試行錯誤の結果、出来栄えも上々でしょう。
やっぱり、一度拘ったらトコトンやってみないと納得できないですね。

あとは量産するのみ、KATOさん勉強させてもらってありがとさん。
組立て
2010.01.03
前後の台車を接続するためのリード線ですが、車軸の真上に半田付けするため台車の振れが大きいので細く非常に柔らかな線でないと台車がうまく動きません。 なかなか一筋縄では行きませんね。

さーて、如何するかなア〜。
考えた末、こんな感じに。→→

材料:何処にでもある電源コード

加工:より線の1本(0.15mmφ)を直径1.5mmのコイル状に。

何故コイル状なの?
それはですね。
曲がりに強く収縮自在になるから。
前後台車の渡り線は、1mmφの銅線。(接着が簡単)

右側台車のマッチ棒は、台車が歪んでいるのでフレームの矯正のため。
車軸は0.1mm単位が命取り、集電と回転の兼ね合いがポイントですね。
Dタキ編成の
走行試験
2010.01.03
改造したタキ2両を編成の中間と最後尾に連結して。
さーて、如何でしょう。

機関車が閉塞区間を抜けて出発信号が[]に。
おーっと、場内信号は[]のまま、いいねエ〜。

当たり前の事ですが、今まではそうではなかったのでした。
左奥に閉塞区間を抜けたタキの最後尾が...

その時、場内信号が[]に。
これでなくっちゃダメなのよね。

やっと、見られる様になってよかったア〜。
あと、TOMIXキットの(セメント)コタキがあるのですが、此れまた複雑な構造で、2軸の前後それぞれが左右バラバラに上下に動くのです。
やって出来なくはないでしょうが、飽きてきました。
よって、改造は止めにします。
編成を短くして、ヨXXXXを最後尾に連結する事にしようと..妥協です。
2010.01.17 それから、旧貨車は如何する。
此れも短編成にするのかい。
でも、短編成はつまらないですね。
キットを探してみる事に!
その2へ続く
☆鉄道模型
[貨車の集電化(その1)]
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