項目 作業項目 写真1 写真2
写真3 写真4
3)D51登坂能力 当鉄道の内回り線へは、カーブありの6%勾配を上れないと運転ができないのです。
平坦線路は問題なく走行しているD51、早速登坂能力の確認です。

実機のD51も軸重バランスの関係で、前身のD50に比べ空転が多かった様ですが..
推進上り 留置線からセキ(石炭車)10両を内回り線へ押し上げてみます。

此処は、カーブの6%勾配です。

[結果]
機関車が上りに差し掛かった途端、空転で上れません。
まったくダメじゃん。
牽引上り 今度はその逆、内回り線から留置線への直線の6%勾配です。

[結果]
あと、もう少しで上りきるところで空転です。
やっぱりダメでした。
重量測定 金属モデルですが、他の電気と比べて軽い感じなのですが。
では、重さを量ってみましょう。

430gしかありませんね。
プラモデルと同じ位、一寸軽いですねエ〜。
因みに同じ金属モデルのEF58は、というと790gです。

D51の約倍もあります。
錘の取付け

2010.04.07
蒸気って開きスペースが無いのですが、とりあえず付けられるところに付けてみましょう。
取付け場所:
@エアタンクの内側
A運転台の天井
Bモーターの両サイド
走行試験 平坦線路の走行試験、此れが悪い方向に進んでしまいました。

不味いなア〜。
カーブで第1動輪が浮いて外側に脱輪してしまうのです。
これは重心が後にさがって、重量バランスが狂ってしまったのです。
余計な事をしてしまいました。
そんな事言ったって元には戻れないしなア〜。

それじゃ、前に錘を付けるしかないでしょう。
でも、何処に付けるかが問題です。
錘の取付け(修正)

2010.04.10
こうなったら「破れかぶれ」、元へ。
仕方なく、火室扉とシリンダーユニットに半田を流す事にしました。
しかし、本当に余計な事です。
安達さんは、ちゃんと重量バランスを考えて設計されていますね。

メーカーは、こうでなくっちゃ。
電気は若干弱い気がしたのですが、流石安達さん機械工作はバッチリなご様子で信頼申し上げます。
散々苦労しても、たった40g弱しか増えていません。

何だったのでしょうか??

しかし、蒸気機関車って本当に重量バランスを取るのが難しいですね。
もう1両は、手を付けない事にします。
走行試験

2010.04.11
此れで何が変わったのでしょうか。
結果、何も変わらなかったと思いますが、折角ですからやってみましょう。

[結果]
内回り線から留置線への牽引での直線上りはクリアしましたが...
此れまでです。
内回り線への推進入線は空転改善されず、6%上り勾配にカーブありどだい無理な話です。
D51重連でもダメという事は、入線時は重量級の他の金属モデルを付けるしか..
こうなると、C62と一緒にジャンクで買ったエンドウのDD51を使いましょう。

同じD51仲良くやってくれるでしょう。
此れも年代ものオールダイカスト製で重量は750g、重さも申し分なくモーターも今までで一番デカイです。
試し補機運転

2010.04.12
上記エンドウのDD51にデコーダーを搭載して補機としたところ、このDD51は馬鹿力でD51の動輪が浮き上がってしまうのです。
協調運転が出来ません。
考えたあげく非力なKATOのDD51でやってみる事に。
若干の空転がありますが上れました。
よしよし旨くいきましたねエ〜。
此れで内回り線にも蒸気が運転できます。

馬力があれば良いという訳ではないですね。
補機(KATO)が非力な故に錘の役目を果たしているのかも知れませんね。
☆鉄道模型
[D51の登坂能力]
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