項目 | 作業項目 | 写真1 | 写真2 |
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4−2).レール敷設 | 1)高架横断 勾配の検討/実験 2009.01.31 |
外回り線からヤード運転所への入出線はできますが、内回り線から横断線路がありませんので入出線ができない状態です。 何とかしないと!! ところで、勾配は??というと KATOのインクライン部材でも4%まで。 →→ |
高さ最低でも80mmは必要、仮に4%とすると 80/0.04=2000mm上下で4000mm そんなスペースは有りません。 じゃー如何する!! 思い切って6%では如何か。 80/0.06=1333mm上下で2666mm 何とかなるようですが、電車が上れないではすまないのです。↓← |
とりあえず実験する事に。 何とも情けない事ですが、「頑張ってください」と祈るだけ。 勾配を設計して線路を敷かないからこんな事に!!(悪い見本) いやア〜、頑張ってくれました。 6%勾配の途中発車も問題なく。 流石、キハの女王さまですね(^o^)(^o^)。 上れないのは「おバカ」、即刻廃車って其れはないです。(勿体無い) |
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2)路床つくり 2009.02.01 |
屋根裏PartVの床張りが終わったと思ったら、またまた大工仕事!! 此処は非常に狭くやり難いところで、好きでなければやっていられませんです。 でも、感激を夢見て...→→ |
2009.02.02考えが変わった! どうせ板を張るなら電車区と機関区も作ろうっと。 線路・ポイント設計しないと何処に板を張ればいいのか??。 先ずは設計!! |
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<設計> 2009.02.02〜05 |
@先ず運転所からR550でポイント(直線側)に繋いで合流点を決める。 ARレールをいろいろ変えて横断角度を設定。(R730に決まり) Bポイント(分岐側)にR490を繋いで高架横断が出来る位置を探る。→→ |
あとは、UNITRACK直線線路を如何組み合わせるかが問題です。 此れが足算・引算で結構な手間がかかります。 |
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@合流点が決まりました。 何と際どい、屋根ギリギリです。 |
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B平面ですが、何とか横断ができました。 フレキシブルを使わないで済みそうです。 ただ、高架にするので線路長の調整が出るでしょうが、懸案事項は概ね解決した様ですね。 |
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欲が出て、電車区(奥の板部分)と機関区(手前の板なし部分)を作る事に相成りました。 限が無いので拡張は此れまで!! |
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[機関区]ポイント設計 運転所は6番ポイントを使用しましたが、此処は敷地が狭いのですべてR490ポイントを使用します。 手持ちのレールをあっちこっちと並べ替えて、収まり具合を確認です。 何とか機関車11両を収用できそうです。(11両も無いのにねエ〜!) こういうのって実に楽しいひと時ですね。 |
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3)−@高架横断橋の建設 (その1):内回り線から分岐 2009.02.07〜09 |
苦手な小物工作、何とか形になりました。 <材料> 路床板:厚さ4mmの合板(端材) 柵:厚さ3mm×幅30mm工作板 |
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橋脚は如何する。何か使える物はないかしら。 良い物(廃材)が有りましたです。 必要な長さに切断して、タップでネジをきり、路床にビス止め。 此れは一体何物でしょう?? ところで、かみさん曰く「何故こんな物おいて置くの」危険物ゴミで処分でしょ。(そのとおりです)おバカ。 |
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見た目よし、強度もバッチリ格好よく出来ました。 この調子で「行け行けドンドン」、調子に乗りすぎると...。 しかし、6%って急勾配ですねエ〜。 高架橋はカーブ接続、実験は直線のみチョット心配になってきましたが。 |
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3)−A高架横断橋の建設 (その2):運転所から合流 2009.02.12〜14 |
この部分は、R490と急カーブの上りのため次の2点を考慮しました。 @カーブによる走行抵抗があるため、限界まで勾配(高さ)を抑える事。 A外側の転落防止柵が車両に当たらない様に路床の幅を広くとる事。 てな訳で、パンタグラフがギリギリになってしまいました。→→ |
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適当な角材でレベル調整。 | |||
最も肝心なところ、横断橋部分です。 繋がるか如何か不安だったので、ユニトラック直線線路の組合せを5mm間隔4種類を考えていたのですが良くぞ繋がりました。 1年越しの懸案が解決しました。 |
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ところが喜びもつかの間、上下の接続線路と横断橋のレールの繋ぎ目が山型になり、車両の腹があたってしまうのです。 此れは困りました。 こうなると0.×mmが勝負の様です。 で、路床が5mmと薄板なので横断橋を太鼓橋にして逃げる事にしました。 |
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その結果、レールの繋ぎ目は、 →→ ごく自然、滑らかな感じになりましたです。 |
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(走行試験) 2009.02.14 |
果たして上れるでしょうか? 上れなかったら如何しょう。今更そんな事言ったって.. KATO[キハ80] 内回り線から: 空回りしながらも上れた(^o^)。 運転所から: 空回りなく上る。Rがキツイので勾配を下げたから?? |
TOMIX[113系]: 内回り線から: 運転所から: それより、何故かあっちこっちで脱線してしまう。 レールに問題があるのかい?。 KATO[キハ80]は問題ないのに、如何して?? ↓← |
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じっくり観察してみる事に。 <分かった事> @車輪がレールから浮いているではありませんか。 A台車を触ってみると、動きが悪い(硬い)。 <対策> 台車の留めビスを少し緩めてみました。 すると、脱線なし良しよし→→ |
いやア〜、いい感じ!! |
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(高架横断橋の完成) 2009.02.15 |
いろいろありましたが、此れで内回り線〜外回り線の出入りが自由自在になり運転の楽しさ倍増です。 因みに此方の勾配はと言うと、 角度計により3.5度 Excel関数より RADIANS(3.5)=0.061=6.1%=61‰ 正確には、TAN(0.061...)は省略 という事で、6%勾配の検証でした。 |
内回り線から横断橋 |
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横断橋 |
横断橋から合流側 |
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合流側からEH500上り |
此方は、角度計により3度 Excel関数より RADIANS(3)=0.052=5.2%=52‰ 正確にはTAN(0.052...)は省略 0.5度違いで空転なし、この差は大きいですね。 概ね0.5度=1%でしょうか。 4.0度=7.0% 2.5度=4.4% 3.5度=6.1% 2.0度=3.5% 3.0度=5.2% 1.5度=2.6% |
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何といってもEH500が一番重いので、レールのきしみ具合を確認です。 今のところ問題はないようです。 長い道のりでした、とりあえず一安心(^o^)(^o^)。 |
61歳になって三角関数で計算するとは、思いもよらなかった事です。 いやア〜、鉄道って頭の体操にはなるし、実に奥が深いこと実感しました。 |
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(空回り対策) 2009.02.15 |
何せ6%勾配ですから、無理もありません。 でも、空転は何とかしたいものです。 で、動力車に錘を載せてみようと考えています。 ところで、集電改善剤の「ロコ」を使ってみようと考えていたのですが→ |
ロックシップさん曰く、摩擦係数(μ)が小さくなり空転をおこすと仰いますので「ロコ」は止めにします。 (布で拭きます) それじゃなくても空転ですから... |
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それでは、錘は如何する。 何グラム付ければ良いのか、とりあえず手元に有る物でインパクトドライバのビット。(138g) 重さ調整ができるという事で.. ところが138gでは、まだ空転してしまう。 ↓ |
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こうなったら鉛しかないでしょう。 でも、釣りの錘じゃしょうがないし手に入らないですよね。 → |
そうです半田ですよ。 棒半田を探しにホームセンターに、有りましたです。 長さ32cm重さ115g丁度良いんじゃない。 |
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てな訳で安定している「キハ80」の動力車の通路部分に目一杯載せてみました。 3.6g/cm×48cm(2列)=172g チョット重いかしら。 |
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此れで如何だ!! お〜っと此れは凄い、空転しないで勾配発進ができたア〜。 やればできるじゃん拍手(^o^)(^o^)。 やってみるものですね、大成功でした。 ところで自重は、と言うと390g機関車並です。 因みにDD51は370g。 |
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こうなったら、調子に乗って他の電車系にも棒半田を載せる事にします。 2009.02.16 6%勾配もなんのその、頼もしい「113系」の姿です。 実は、この勾配「113系」は錘なしでは上れなかったのです。 (モーターの力はあるのに空転で) |
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4)電車区・機関区 2009.03.22完成 |
電車区 |
電車区 |
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機関区 |
機関区 |
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