項目 作業項目 写真1 写真2
写真3 写真4
クリーニングカー改造 現状 エンドレスの外周部分はともかく、留置線・ヤード部分は行き止まりなので面倒なんです。
いちいちクリーニングカーを前または後に付替えなければなりません。

そこで機関車の前後にクリーニングカーを連結して行ったり来たりさせようと考えたのですが、これまた問題発覚。
メーカーが押したらダメと言うように、牽引は良いのですが推進はまったくダメ必ず脱線するのです。

効率良くクリーニングするにはこの方法しかないのですが..
方策検討

2010.04.29
走行抵抗があるのは分かりますが、では推進すると何故脱線するのでしょうか??

如何も台車の作りに問題がある様なのですが。
台車考察 [おかしな点1:
台車の止めビスがセンターではなく、左側車輪の位置で止めている。
[おかしな点2:
カプラーが車体ではなく、台車に付いている。
[おかしな点3:
集電バネは普通車体側に板バネがあるのですが、台車にスプリングを付けている。
となると、結果はこうなります。

支点が左側の車輪の上、スプリングで押されて左側の車輪が浮き上がり状態。

それで台車を押されれば如何なりますかねエ〜。
そしたら当然、脱線するしかないでしょう。
台車作り

2010.05.11
コンテナ車の集電化で使ってみたものの、レベルが合わず遊んでいたTOMIXの電車用集電台車を使う事にしました。
折角集電出来る台車ですから、コイルスプリングを半田付けして回転パッドを回せる様にしましょう。

センター止めビスは、市販の2mmφのビスにワッシャーをかませて作りました。
車体の加工 カプラーは、セオリーどおり車体に取付でしょうね。
レベルを合わせるため、厚さ1.5mmの真鍮板を2段重ねてボンド付けです。

台車を止める穴をあけて、ナットをボンド付けして終了です。
台車取付 意外と簡単に出来ちゃいましたが、本当のところどんな按配になるのでしょうか。

理屈は合っていると思うのですが..
とにかく走らしてみましょう。
試験走行 問題な場所は、R490ポイントが連続している自称機関区なのです。

EF58の前に連結して押して進入させます。
さーて、如何なります事か。
いやア〜、やったね。

脱線なしR490の3連続ポイントを見事に通過しました。

ちゃんと設計すれば、問題なく走行するのに好い加減なメーカーですね。
問題が解決したので、もう1両のクリーニングカーも改造して機関車の前後に連結すれば、行き止まりでも行ったり来たりできます。
もう1両を連結

2010.05.13
R490の3連続ポイントを難なく通過しました。
此れでくすぶっていたクリーニングカーの問題は、一件落着です。

ところで商売する製品は、こうでなくっちゃダメなんじゃないの。
しかし作っているのはダポール社、イギリスの会社という事ですがOOの他Nゲージを扱っている様なのでこのような製品が出来てくるのでしょうね。

お粗末でした。
クリーニングカー大活躍

2010.09.23
屋根裏鉄道は約3ヶ月ぶりでしょうか、レールが錆と言うか猛暑と湿気でくすんでしまい彼方此方でノッキング走行、まともに走ってくれません。

早速、馬鹿力のあるエンドウのDD51率いるクリーニングカーの出番です。
此れは優れもの、機関車の前後に連結したのが正解でしょうか。
パッドは回転させずに外周線を2〜3周、元の通常走行に戻りました。
暫くは重い金属製モデルの機関車を走行させてレールを磨く事にしましょう。
当面は、保線作業が優先ですね。
クリーニング・ヘッド(パッド)の改良

2012.05.18
動力車の車輪磨きも簡単に出来るようになった。
今度はレールのお掃除の番です。
今まで使っていた「クリーニング・ヘッド(パッド)」は、布と言ってもプラ板に超薄い布が貼り付けてあるだけで、こびり付いた汚れが落ちないので改良する事にした。
では何を使うかですが...

元勤めていた会社の掃除のおばさんが使っていた優れものを思い出したのである。
それは、水拭きで煙草のヤニがすいすい落ちる、テイジンの「あっちこっちふきん」
自分も暮の大掃除で使っているのですが、毛羽立ちがなく窓の汚れ落としには最高。
とにかく使うものとしては良いのですが、如何やって「クリーニング・ディスク」に取付けるかが問題。
考えていても拉致があかないので、針と糸で縛ってみる事にした。

ディスクは回転させないので、こんなところで良かろう。
(結果) 1週間ぶりのレールのお掃除、結果はこんな按配です。

こびり付きはなかったと思うのですが、こんなに汚れていました。
車輪とレール磨きのどちらを優先させるかですが、それはレールが優先でしょうね。

レールが汚れていなければ、車輪も汚れないでしょうから...
それって、ほんとかなア〜。
では、どのくらいの周期でクリーニングをすれば良いのかなア〜。

始業点検と位置づけて、クリーニングカーを本線・退避線含めエンドレスを2周づつすれば良かろう。
そうすれば、レールは何時も綺麗になっているはず??
動力車の車輪磨きは何れにしても、トレーラー車とか貨車の車輪磨きは楽になるはず??

「はず」ばっかりで、大丈夫かいな。
当面、様子を見る事にしましょう。
☆鉄道模型
[クリーニングカーの改造]
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